やろうやろうと思っていた。
気がついたら、3月14日だった。
確定申告の締め切り、3月16日。あと2日。
「今年こそちゃんとやる」と思っていた。スマホを準備して、マイナンバーカードを用意して。それなりに気合を入れた…つもりだった。
e-Taxで挑んだはいいけれど
今年もe-Taxでの申告だ。スマホでマイナンバーカードをかざして、画面の指示通りに進めていく。2回目だからさすがに慣れてきた…と思いきや、住宅ローン控除の申請画面がどこにあるのかわからない。
調べながら、戻りながら、また調べながら。結局半日かかった。
そして気づいたら年末残高証明書が見つからない。住宅ローン控除、今年は諦めることにした。
源泉徴収票が、来なかった。
2025年4月、前の職場をやめた。
やめてせいせいした気持ちの裏で、ちゃんと手続きはしていた。源泉徴収票の請求もした。でも——届かなかった。
退職後、会社に源泉徴収票の発行を求めたが、無視された。法律では、退職後1ヶ月以内に交付する義務があると定められている。それでも来ない場合の手続きが、「源泉徴収票不交付の届出書」だ。
税務署に提出することで、会社への行政指導が入る。私もこの届出書を提出した。それでも結果は変わらなかった。退職した後まで、こんな形で関わり続けることになるとは思っていなかった。
住宅ローン控除、持ち越した。
2025年に中古マンションを購入した。住宅ローン控除を申請したかったのだが、実は2025年購入の場合、申請できるのは来年の確定申告から。今回はそもそもまだ申請できるタイミングではなかった。
それでも来年に備えて「年末残高証明書」の保管場所を確認しようとしたら、見つからなかった。届いたはずなのに、どこに片付けたのか。来年こそ、書類を全部そろえて万全で挑む。今年の私への宿題として、ここに残しておく。
撃沈したけど、申告台には座った。
完璧じゃなかった。全部うまくいったわけじゃない。むしろ積み残しのほうが多いくらいだ。
でも、去年の私なら税務署に行くこと自体、もっと先延ばしにしていたと思う。
「とりあえずe-Taxを開いた」「とりあえず申告した」——それだけで、去年の私よりちょっとだけ前に進んでいる。
どんぶり勘定から抜け出すのは、まだ時間がかかりそうだ。でも、どんぶりの中身が少しずつ見えてきた気がする。
来年の確定申告では、もう少しだけ、ちゃんとした私でいたい。

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